体が洞窟?--驚異の深海生物(9)
最初に見たときには、これは骨格でこの中も外も肉があるんだろうと思っていたのが、この標本。
150m~1000mというとびっくるするほどの深海でもないし、ひげがいっぱい生えているのが面白いかもしれないけれど、「驚異」でもなんでもないしそれだけでは面白くない。
ところが、この形は骨格ではなくて、生きている姿(クリックすると生きている姿のあるページにリンクしています)からしてほとんどこの形、しかもこのかごのような形の中には一生そこから出ることのできないオスメスひとつがいのエビ(ドウケツエビ)がいるのだ。
なぜ、オスとメスが一匹ずつなのか・・・一生連れ添うことが決まってしまっている相手がいるから、「偕老同穴」なのだそうだけど・・・・・
偕老同穴という言葉を、深海生物から教わるとは思わなかった(知ってましたか?)
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