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2006年6月15日 (木)

見えるとおりに

「あるがままに」ではなく、「みえるとおりに」を追い求めながら作られたのがアルベルト・ジャコメッティの彫刻。Apophysis06060428正面から見るとほとんど厚さがないのに、斜めや横から見ると豊かな表情があらわれてくるジャコメッティの彫刻(彫ってないから彫刻とはいわない?)はジャコメッティが「見えるがままに」描くという理想を追い求めている過程なのだ.

自然科学の世界ではあるがままのリアリティを追い求めるけれどジャコメッティは現実がどうあれ、かれの目にうつる・・・心の流れとともにうつろいゆく心の目で見た・・・「みえるまま」を追い求めたのだ。

たった一つでも反例があれば「真」ではないという数学とは対極のところにあるように見えるけれど、実はずっと深いところでつながっているような気がする。

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